必要なのは技術じゃなくて決意!1からはじめてみようギター初心者コミュニティミニライブ
これからギターを始めようとされている方や、すでにギターを弾いている方もいつかはステージでの演奏を目標にされているいる方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなステージ演奏に向けて、色々と経験を積むことのできる自分のコミュニティで行う”ミニライブ”についてお話していきたいと思います。
自分のコミュニティでのミニライブとは?
今回ご紹介する”自分のコミュニティでのミニライブ”、とは学校や職場など自分が普段所属している場所での演奏会のことを指しています。
たとえば、学校の文化祭や職場でのお祭りなどのイベント時に行うライブのことです。
すでに、そういった機会やステージある場合は自分も出演したいと運営者に問い合わせてみましょう。
そういった機会がない場合は、今回お話しする内容に沿って、自分でミニライブを企画してみましょう。
コミュニティミニライブの良い3ポイント
- 知っている人の中で演奏できる
- はじめの頃に経験を積むのにとても良い
- いつもとは違う自分をみせるチャンス!
コミュニティライブは基本的に自分の所属している場所でのライブなので、温かい目で見守ってもらえるという特徴があります。
知っている人の前は逆に緊張してしまうということもありますが、こういった場所で何回か演奏をしていくとだんだんと慣れていきます。
心理的に安全なスペースで経験を積みましょう。
ミニライブイベントに必要な準備
ミニライブを行う際ですが、必要な準備についてお話します。
今回は、ミニライブを運営し、かつ演奏で出演するという視点でのお話です。
もしすでに、文化祭やお祭りのステージがある場合は運営者に問い合わせて、そこで演奏させてもらえないか聞いてみましょう。
運営者側も、ステージで演奏や出し物をしてくれる人を探していることがあります。
勇気を出して、出演交渉してみましょう。
といっても、
「もしステージがあるなら、1曲演奏させてもらえないですか?」
というくらいの感じで聞いてみるだけです。
ミニライブの運営チームを作る
もし、本ステージではミニライブが行えない場合は、自分たちで会場を作ってライブができないか聞いてみましょう。
運営者側も、本ステージに影響の出ない場所・時間帯・音量であれば許可してくれることがあります。
お祭りなどは、色々な所で催しがある方がいいので、許可されることが多いです。
しかし、許可されたとしても自分たちで準備することになった場合は入念な準備が必要です。
全てのことを1人では行なえませんので、ライブに向けたチームを作りましょう。
チームといっても、
「一緒にライブをやりたい!」
と思ってくれている友達がいれば十分です。
最小の単位では2名。
役割を考えると4-5名のチームが作れると良いですね。
チームができたら以下のことを考えます。
1 どこで(どの会場で)行うか?
2 何人くらいのお客さんを想定するか?
3 準備・当日の運営のスケジュールはどうするか?
4 ボランティアで運営を手伝ってくれる人はいるか?
5 宣伝方法はどうするか?
などの項目を、チームのメンバーで話し合いましょう。
その際に、大切なのはメンバーごとに役割をしっかりと決めて、定期的に打ち合わせを行うことです。
たとえば
Aさんは、会場 機材 設営を担当
Bさんは、参加していただける方の調整
Cさんは、イベントのチラシ作成 広報
といったかたちで役割をしっかり決めておくとスムーズに進みます。
会場の下見
会場が決まったら、下見を行います。
当日のステージの配置や、客席の作り方など細部に至るまでしっかりと打ち合わせを行いましょう。
どこに電源があるか?
どの程度の音量を出せるのか?
会場の禁止事項はあるのか?
など
しっかりと準備をすることが当日のライブの成功に繋がります。
アンプや機材の準備
ライブには、楽器の他にもアンプやマイク、スピーカーなどが必要になります。
普段練習しているアンプがあればそれを使って行うことも出来ます。
もし、友人や知人の方で機材に明るい方がいる場合は一度相談してみると良いですね。
きっと、力になってくれると思います。
練習
友人知人の前であっても、できるだけちゃんとした演奏をしたいものです。
なので、練習はきちんと行いましょう。
練習は2種類あります。
1 個人練習 1人でギター演奏&歌など
曲が決まったら、しっかりと弾けるようになるまで練習を行いましょう。
2 全体練習 バンドなど
全体練習はみんなで曲を演奏して、リズムや雰囲気、抑揚などを確認する場となります。
個人練習ができていないと、メンバーの方に申し訳ないので、締切効果も利用してしっかりと練習しておきましょう。
そして、全体練習の際には、”音楽的なリーダー”がいるととても助かります。
合唱で言うところの”指揮者”ですね。
それぞれの曲をどの様に演奏するのか?
リズムやタイミング、抑揚などを指導やアドバイスをもらいながら全体練習をできるのが理想です。
ライブ当日
ライブ当日はハラハラドキドキ、緊張でいっぱいになってしまうかと思いますが、勇気を出してステージに向かいましょう。
その時の合言葉は「出し切ること!」です。
練習してきたこと、歌で伝えたいこと、思い。
それを「出し切る!」
それができればライブは成功です。
まとめ
ということで、今回はコミュニティミニライブの開催方法をご紹介をいたしました。
初心者の方に、イベントの立上げから運営というのはハードルが高いと思います。
是非、周りの先輩や友人知人を頼ってライブに参加してみてください。
きっと素敵な経験となることでしょう。
コミュニティミニライブの魅力3ポイント
- 温かい雰囲気で演奏できる
- ステージの場数を踏める
- いつもとは違った自分を見せられる